ホワットマンとハウマンのブログ

ホワットマンは新しい仕事を考案する人、ハウマンはその仕事を実行する人

世界史のホワットマンとハウマン

20世紀を最も騒がせたホワットマン カール・マルクスとソ連

カール・マルクスは「資本論」を著し、格差なき社会を訴え、共産主義のホワットマンとなった。それをロシアで実現するため、ロシア革命が起こり、ハウマンとしてのソ連邦ができた。 ソ連邦では国家主体(全員が国家公務員)のため、新たなホワットマンが現れ…

ユダヤ人はホワットマン

ユダヤ人は国を亡くし、他国を放浪し、他国で迷惑をかけず生活するために、既存の商売「パン屋、靴屋等」がやりづらかった。迷惑のかからない新しい仕事を始める必要があった。そのため人の嫌がる金貸しや新しいものを作る科学者、技術者などとなって他国で…

アヘン戦争のホワットマン魏源と明治維新

イギリスの商人が清国にアヘンを密輸し、清国でアヘン中毒患者があふれた。そこで、清国の大臣の林則除がこれを禁止没収したら、イギリスが激怒し、アヘン戦争(1840年~1842年)が起こった。最新鋭のイギリス艦隊に清軍は歯が立たず敗戦し、香港がイギリスに…

最強ハウマン項羽 VS 人気者ホワットマン劉邦

秦の始皇帝が亡くなり、秦帝国が衰退期に入ったとき、中国に二人の英雄が現れ、覇権を争うことになる。 楚の項羽は、鬼神のごとき武勇で秦帝国を滅ぼした。漢の劉邦は、軍事的才能はないが余人にはない人柄で優秀なハウマンを集め、漢帝国を興した。 劉邦の…

法治主義のホワットマン韓非子と秦帝国

韓非は中国の諸子百家が全盛のころ生まれた。韓非は性悪説を説く儒家の荀子に学んだといわれ、非道の行いを法によって抑えるべきと法治主義を主張し、ホワットマンとなった。韓非は、「君主の権力を法によって一元化し、体系化をすることにより強国となる」…