ホワットマンとハウマンのブログ

ホワットマンは新しい仕事を考案する人、ハウマンはその仕事を実行する人

盆栽のホワットマン

 盆栽は、中国で唐の時代に行われていた「盆景」が平安時代に日本へ入ってきて始まった。盆栽のホワットマンは唐人のようです。古くは、「盆山」、「鉢木」、「作りの松」などとも呼ばれた。鎌倉時代には武士階級の趣味として広く普及していた。江戸時代になると盆栽の栽培が盛んになり、盆栽や園芸は興隆する。明治時代以降も盆栽は粋な趣味であったが、培養管理・育成には水やりなどの手間や数年がかりの長い時間が必要なために、生活環境の推移によって次第に愛好者は時間的余裕のある熟年層が多くなった。そのため、戦後から1980年代ぐらいまでの間は、年寄り臭い趣味とされたこともあった。

 サザエさんの父(波平さん)のように、昭和初期には、家の庭で盆栽を楽しむ老人をよく見かけましたが、近頃はホームセンターでしか見かけません。

 日本の盆栽はヨーロッパでは1970年頃から「Bonsai」として根強い人気がある。盆栽は日本から盛んに輸出されるほか、ヨーロッパ産の木を盆栽に仕立てることも一般化している。

 映画「ベストキッドカラ手」の日本人空手師匠が盆栽をたしなんでいるのを見て、盆栽を始めた外国人もいるようです。空手じゃなくて、そっちかい。