秦の始皇帝が亡くなり、秦帝国が衰退期に入ったとき、中国に二人の英雄が現れ、覇権を争うことになる。
楚の項羽は、鬼神のごとき武勇で秦帝国を滅ぼした。漢の劉邦は、軍事的才能はないが余人にはない人柄で優秀なハウマンを集め、漢帝国を興した。
劉邦の元に、後方支援、内政に秀でた蕭何とその部下であった軍人として優秀な曹参がいた。また、背水の陣で有名な天才的軍人の韓信が劉邦の元で様々な戦いに勝利し、劉邦の覇権を決定づけた。
一方の項羽は勇猛な軍人であったが、優秀な亞父と呼んでいた范増や自分の将軍を疑うようになり、しだいに劣勢になり、四面楚歌となり、滅んだ。
劉邦のハウマンたちが総合力で項羽一人の力を上まったようだ。